【3DS】『怪獣が出る金曜日』で遊んだ。【1/11までセールで100円】
new2DSLLを購入したタイミングでセールで100円になっていたので、気になりつつも買わずにいた『怪獣が出る金曜日』を購入して遊んだ。
以下に感想を殴り書きします。
-
ゲーム概要
対応機種:Nintendo 3DSシリーズ
定価:838円(2022年1月11日までは100円)
パブリッシャー︰レベルファイブ
あらすじ:クリーニング屋の一人息子、そうた君が引っ越して来たのは昭和を思わせる町並みの東京都世田谷区藤の花。この町では、決まって毎週金曜日に見上げるほど大きな怪獣が現れ、防衛隊と戦いを繰り広げるという。そうた君はそんな不思議な町に住む人々とふれあいながら、噂の金曜日を体験することになる。
公式サイト
ストアページ
-
感想
タイトルやサムネ画像あらすじからもわかる通り円谷特撮をパロディした作品です。この作品には主に「ストーリー・世界観」と「怪獣カード合戦」の2つの要素からなり、その双方とも魅力のあるものだと感じます。
-
ストーリー・世界観
実はパロディ元の円谷特撮シリーズはちゃんと見た機会が少ないのですが、東映特撮やヒーロー物は大好きなので、結構楽しかったです。
シナリオクリアまでのプレイ時間も短く、魅力的な世界観に触れるうちにさっくりと楽しめたので、短編作品や1本で完結する特撮映画を楽しむような気持ちで楽しめる作品だと思います。メタなネタや円谷特撮のパロディネタと思われる物が多くあったので特撮ファンや、子供の頃にテレビの中の怪獣に熱中していた大人たちは楽しめる作品だと思いました。
-
怪獣カード合戦
作品のもうひとつの魅力と言えるのが「怪獣カード合戦」です。これは舞台となる町の子供たちの間で流行しているカードゲームで、カイジの限定ジャンケンのようにジャンケンに駆駆け引きの要素を追加したものです。そしてゲームの敗者は勝者に呪文を唱えられると、やられたフリをしなければならない屈辱的義務を課されます。
これがシンプルながら結構面白く、怪獣の描かれたレトロな雰囲気のカードを集め、絵や怪獣のプロフィールを楽しむことが出来ました。
ルール後半の屈辱的義務もやられてみると結構悔しく、つぎは勝ってやる!とムキになる子供の気分になれました。
一方この作品の不満点もこのカードゲームにあります。せっかくのトレーディングカードなのに、コンプを目指すとめちゃくちゃめんどくさいのです。
とは言ってもらカードコンプを目指さない人にはさほど気にならない欠点なので、特に気にせず遊べると思います。
-
まとめ
コンプリート要素に不満がありつつも優しくてワクワクする世界観をかなり楽しめたのでセール期間のうちに余ったショップ残高で買う分には十分以上に元が取れると思いました。
定価の方の838円だと…少しだけお高いかなと感じる。個人的には600~500円くらいのたのしさかなぁ。円谷特撮ネタが分からなかったり、Steamのセールで金銭感覚が麻痺してるところはあるので、定価で買っても満足できるという方もそれなりにいらっしゃるのではと感じました。